2012年5月12日土曜日

ベトナムからこんにちは!Part 2

こんにちは!引き続きベトナムからお届けします。ハバタクインターンの溝下万里恵です。私は今年4月から、ここベトナムにインターンとしてやってきました。6月までの3か月間、滞在を予定しています。私も、2人のインターン生に続いて自己紹介をしたいと思います。
    ホーチミン市にあるビンタイ市場

・インターンに参加したきっかけ

 思い返せば、私が今ここにいる原点は、単純に海外が好きだった点にあると考えています。大学と大学院に在学した6年間、空き時間を見つけては、観光、ボランティア、語学に研究と理由を作って日本を出ていました。私にとって海外の大きな魅力は、世界各地の文化や生活だけでなく、何よりも「人」にあります。訪れた世界各地で、自分の拙い英語を使って、多くの人と話をしてきました。自分のこと、国のこと、そしてまだ見ぬ未来のこと。海外では、一般的に日本人にはない自分の意見をはっきりと主張する姿がよく見られます。「自分はこう考える、あなたの意見は?」と聞かれる場面が多く、主張することに慣れていない私が戸惑うと「自分の考えだよ、大事にしよう」と何度も教えられました。そのような「人」の姿勢に感化されてきました。一方で、そのようなコミュニティで過ごしていると、自分の中に身についた日本人独特の冷静さや気遣いは大事にしたいと気づかされました。これらの経験をきっかけに、自分の中で国というボーダーはそれほど高いものではなく、むしろその多様性が魅力となっていました。同時に、いつかそのようなボーダーのない人に囲まれた環境で、日本人としての良さを活かして仕事をしたいと考えるようになりました。就職活動で最終的な決め手となったのも、この点にあります。

 海外の中で、今回ベトナムという国を選ぶきっかけとなったのは、まさにアジア圏独特の人の熱に魅かれていたからでしょう。大学院時代、研究で関わったアジア圏の人々には熱意と真剣さがあり、とても熱いものを感じました。彼らの自国をより良いものにしようという意識は、当時、同分野で先陣をきっていた日本を追い抜く勢いがありました。アジア圏の熱を感じると同時に、日本に対する危機感を少なからず感じたのも、この時でした。

 そのような中、縁あってNPOのボランティア活動でご一緒した小原さん、長井さんから、今回のハバタクベトナムの話を伺いました。国境を越えた仕事!!高い経済成長を誇るベトナムでビジネス!!その魅力と、興味関心を持ったことには、実際に自分でやってみないと気が済まない性格がここで影響し、今まで訪れたことのないベトナムでしたが、行きたい旨を伝えました。そして、今、インターンとしてチャンスを頂いた私はここにいます。

・ベトナムに来て

時の流れは早く、既にベトナムでの生活も1か月半が経過しようとしています。こちらに来てからは、想像していた以上のアジア圏のダイナミズムと、その中で活躍している日本人の姿に圧倒されています。ベトナムで生活し、仕事をしていると、日々の経験や出会いが自分の裾野を広げてくれています。

初めのころ(4月上旬)のハバタクオフィス

最近、新しいデスクと椅子を購入しました!

私の1日は、シェアハウスから下のオフィスに降りることから始まります。ハバタクメンバーとともに、ローカルのフォーとベトナムコーヒーを朝食としていただくのが日課です。たまに、日本食が食べたいとわがままも言っています。業務面はというと、基礎的なビジネススキルや英語等、未熟さゆえに至らないことの連続で、日々葛藤中です・・・。

・最後に・・・

 私は学生インターンとして来ていますが、実は既に大学院を卒業しています。今回、内定先の会社から、入社まで3か月間の期間を頂くことができたため、ベトナムに出てきました。そのため限られた期間ではありますが、このインターンを通じ得た経験は今後のキャリアや自分の思考にしっかり組み込ませ、活かしていきたいです。ひよっこインターンは、ハバタクの皆さんや、現在関わっている方たちと同様に、国境というボーダーを超えて活躍できる人材になれる日を夢見ています。ハバタクでは和僑育成事業を実施中ですが、まさに当事者として活動中です!

 今後、熱気と喧騒の渦巻くここホーチミン市から、生活の様子等もお伝えしていきますので、どうぞお付き合いください。それでは、宜しくお願いいたします。

ホーチミン市は今日も暑いです!
溝下万里恵

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