2012年5月28日月曜日

レゴでの学習プログラム開発@ネクスファ


はじめまして!いけのんこと池野真史です!(自己紹介は次回お楽しみに)

ハバタクインターンは、日本でも活動しています!!!ということで、活動紹介です。

突然ですが、皆さんは、レゴで遊んだことはありますか?
私が初めてレゴを触ったのは、幼稚園の時。大人になった今でも、おもちゃ屋にある、まるで映画のセットかと思うほど立派な作品に思わず心を鷲掴みにされることもしばしば。


○アソビ×マナビ


ハバタクでは、子どもから大人まで魅了しているレゴを活用し、小学生からビジネスパーソンまで対象に様々なプロジェクトを行なっています。


今回紹介するのは、学童保育でのレゴを使った学習プログラムの開発です。
現在、ハバタク取締役でレゴシリアスプレイ公認ファシリテーターの長井さんとインターンの池野、同じくインターンの浜崎くんを加えた三名でプロジェクトを進めています。


舞台は、千葉県柏市、柏駅から徒歩10分ほどに位置するネクスファという学童保育&学習塾。
ネクスファは、サステナビリティをキーワードに、社会課題解決を担う近未来の学び舎として、東京大学高齢社会総合研究機構、柏市、UR都市機構とのパートナーシップのもと開校しました。


そこで、ハバタクのレゴシリアスプレイの知見を使いつつ、サステナビリティに関わる探求型の学習プログラムを開発しています。
そもそも、私が、このプロジェクトに手を挙げたのは、自分自身がハバタクでレゴシリアスプレイを体験し、レゴで物事を考え、学びを深めることの楽しさを経験したことがきっかけになっています。 

今回のプログラムでは、レゴを使うことで子どもたちが楽しみながら
・アイデアの可視化(=問題解決能力の育成)
・ビジョンの共創(=他者との対話能力の育成)
・実際のアクションへの接続(=社会へのコミットメントの向上)
3つのマナビを経験できるプログラムを開発・提供しています。

プログラムのコンセプトは、”Think Your Town, Think Yourself.”

身近な街の未来をレゴで表現してもらうことで、未来を担う子どもたちがサステナブルな社会やそこでの自分の理想像を主体的にイメージできるように、ライフストーリーに沿ったテーマを設定しています。



○私のマナビ


池野、PCでレクチャー中
授業の最初の20分は、子どもたちの想像力を刺激するために事例を用いたインストラクションを行うのですが、毎回子どもたちが身を乗り出してまで聞き入ってくれます。それが嬉しくて、こちらも自然と笑顔になります。

インストラクションでの大きな発見は、そのままだと子どもにとって難しい話題でも、噛み砕いて話せば興味を持ってくれる、ということです。 
もちろん、噛み砕いて話すのは簡単なことではありません。このインストラクションを作っていて一番大変だったことは、期限のある中で、いかに子どもたちに伝わりやすいモノを作るか、という部分でした。

また、事例についての歴史やストーリー、理論や背景知識を基礎部分から理解しなくてはいけません。子どもたちのマナビを作るためには、それ以上に自分が学ばなければいけないと感じ、時間があればトイレでも勉強するようになりました。
  

○コンストラクショニズム


す、すごい!!!
 第一回から未来の家、未来の乗り物、未来のお店と三回続けてきましたが、子供たちの作る作品は、本当に個性的で独創性に溢れています。

プログラムを行う中で子供たちを観察していると、興味深い点に気づきました。

第一回のインストラクションでは、未来の家の兆しということで環境に配慮したエコロジーな家を取り上げて説明したのですが、第二回の未来の乗り物、第三回の未来のお店の回でも"環境に配慮するためにはどうしたらいいか"という要素を自分で考えて作品を作り上げている子がいました。

環境に配慮するためにはどうしたらいいか、という自己設定した課題に対して、試行錯誤しながら作品としてカタチにしていく、というプロセスの中で、子どもたちが問題意識を深化させていたのです。
コンストラクショニズムという教育理論によれば、人はモノを使って考えたり、手を動かして考えたりするときに、知識を発見し獲得していくそうです。
レゴ教材の開発に深く関わったMIT名誉教授のシーモア・パパート教授の唱えた理論で、私もこのプログラム開発に関わる前に勉強はしていましたが、改めて、その重要性に気づかされました。



○ムスビ


マナビにおいて大事なことのひとつは、”WHY”の部分だと私は思います。
自分の頭では何も考えず、なんとなく学ぶ、なんとなく行う、という受動的な姿勢でいる限り、学びが深まることはありません。

知識の先にある、創造的な思考をするためには、主体的なマナビが不可欠です。そのためには、未知なるものに対してなぜだろうと疑問を持つことで感じる、もっと知りたいという探究心が必要です。探究心をもつことで、思考は加速し知性が磨かれていくのです。

これからのマナビにおいて、受動的な「知識」だけではなく、主体的かつ創造的思考から得られる「知性」を身につけること、およびそのような「知性」を身につけることができる環境を整えることが重要なのではないか、とこのプログラムを通じ強く感じています。

残り三回という折り返し地点にきたので、反省と修正を行い、更に子どもたちの学びを深められるように精進したいと思います。


The true sign of intelligence is not knowledge but imagination. 
~Albert Einstein~


次回もお楽しみに!!!


※子供たちの作った作品など、内容の詳細は、ネクスファのブログにも掲載されているので是非ご覧ください。


以上、いけのんでした!
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ハバタクインターンの1日 ベトナム編

こんにちは。ハバタクインターンでホーチミン滞在中の瀬崎です。
ホーチミンは5月から、シーズン的には雨季に入り毎日のように雨が降っています。
1日中雨が降っているわけではないのですが、スコールのように突然降ってくるので
これがなかなか厄介です。ただ、雨が降ったあとは、非常に涼しくなるのでそれはそれで気持ちいいですね。

さて今日はハバタクインターンの1日を紹介してみたいと思います。
ハバタクのベトナムインターン生が普段どのようなワークスタイルをしているのか。簡単にお話します。


AM 8:00  
ハバタクメンバーは毎朝8時にオフィス集合です。ここでメンバー各自が抱えている タスク の状況、プロジェクトの進行状況を確認します。ここで、今日一日の流れを明確にします。











AM 8:30
タスクチェック後は、皆で朝食へ。今日は近くのフォーのお店に行きます。僕は今日はミーヌードルを頼みました。非常にさっぱりしたスープと豚肉がすごく美味しいです。
ミーヌードル
価格 100円


AM 9:00
1日の仕事を本格的に開始します。今日、僕はクライアントから依頼を受けた資料作成を行っています。他のメンバーは、必要に応じて各自が打ち合わせを行っています。
















AM 12:00
ランチの時間です。今日のランチはオフィスから徒歩1分の距離にある定食屋さんでとりました。ローカルのお店の中でも非常に店内が清潔で、リーズナブルなことからこのお店には足繁く通っています。
近所の定食屋さん
価格 80円

















AM 15:00
昼食後はオフィスに戻り、午前中に作成した資料の共有をメンバー全員で行いました。プロの戦略コンサルタントの小原さんから手厳しい指摘を受けます。本当にクライアントが求める情報を提供できているのか、ベトナムにいるからこそ得られる生の情報を活用できているのか、様々なフィードバックが入ります。1枚のスライドをつくるのも一筋縄じゃいきません。
プレゼン風景











AM 17:00
先ほどのプレゼンで受けたフィードバックをもとに資料の加筆修正を行っています。今日の仕事も終盤にさしかかってきたので、最後の追い込みです。

AM 18:00
仕事がひと段落したので、皆で繁華街へ出て夕飯を食べにいきます。今日は韓国風の焼肉を食べに行きました!お腹いっぱいになるまで食べて1人1000円程度という驚きの価格。


こんな感じでハバタクインターンの1日が終わっていきます。この日はデスクワークが主でしたが、日によっては現地の生の情報を得るためにベトナムというフィールドを駆け回ったり、日本からくるクライアントをアテンドしたりもしています。

以上、ハバタクインターンの1日 ベトナム編でした!

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2012年5月22日火曜日

とびます!とびます!世界へ!!




Bonjour!
みなさんこんにちは。
私は昨年5月からハバタクでインターンさせていただいています前田智帆です。
フランス語で書いたのはいま一生懸命フランス語を勉強しているからです。
理由はあとにします。

今は私は都内の某女子大で国際協力や教育ビジネスの勉強をしています。
大学でもハバタクでも刺激的な友達や先輩、社会人の方にかこまれて、
いままでの人生の中で一番楽しい時を過ごさせてもらっています。
周りの方々に感謝してもしきれません><

今日は私がかく初めての記事なので
ハバタクインターンを始めたきっかけと今後の目標について書きたいと思います!


アイセック活動を通して・・・

私は今、学生NPO団体のAIESECに所属しています。世界平和を目指してグロバールリーダーを輩出する1つの手段として、私たちは「海外インターンシップ」を運営しています。 
私は教育プロジェクトで、日本のこどもたちに世界や人の多様性を楽しみ、世界へはばたいてほしいという思いをもって活動しています。 
学校にいて触れ合える外国人の国籍や地域は限られています。
 世界の国々について真実を知るためには、その国の人に直接触れ合って、感じて、理解することが必要です。

アイセックを通して私も多くの海外の方と会います。
例えば上の写真は私がバングラデシュにいったときの写真です。

人々と触れ合い、いろいろな問題を聞き、そして子どもたちの笑顔をみました。
私はこの体験を一生忘れません。
車であふれる空気の真黒な交差点で手足のないことをアピールして物乞いをするご老人
学校で一生懸命、そしてたのしそうに勉強をし、ゆめを語るこどもたち
将来国に貢献したいと考える若者
リキシャをこいで一生懸命はたらくおじさんたち
大理石の床をもつ豪邸に住むおじいさん
いろんな人にであいました。
貧困と富が交錯するバングラデシュで私は世界の現実を目にしました。

この経験から私は、アイセックの110カ国のネットワークを生かして世界のリアルにふれる生徒さんを増やしたいと強く思っています。


和僑カンファレンスで・・・

そんな教育にあつくなっていたとき、
アイセックでハバタクのインターン募集のメールが流れてきました。
「教育×海外」というキーワードのおもしろさにひかれすぐにインターンに応募しました。

なんだこれ・・・・私場違い・・・

と最初思いました。

そこにははきはきしゃべる学生と、きらきらした大勢の社会人の方がたくさん・・・
その中でごく普通の、田舎っぺでおどおどする私・・・
おそるべき社会・・・(゜゜)
と思いました。

しかし参加者の方と話をすると
ハバタクに関わって、イベントに参加していただいている人は
面白くて、独創的で、かつ自分の芯をもっている人が多くて

私もこんな風になりたい!!わたしなんてまだまだだ!!

とさらに高い目標設定をすることができたとてもいい機会でした。
私のしらない世界を発見し、きらきらしたあこがれの人々にであえるきっかけをくれたこの機会
このつながりをもっとひろげたいとおもい、インターンをする決心をしました。

私のインターンでの初仕事は私にきっかけをくれた和僑カンファレンスでの受け付けでした!
一番の悲しみは「受付だ!!!」と気合をいれて前髪切ったのに失敗したことです。
みんなに笑われました・・・w

education 3.0 conferenceでも当日スタッフをやらせていただき、記事も書かせていただき
新しくおもしろい教育について、いろんな分野の方々とお話することができました!

ハバタクでの活動はとてもたのしいです。
今もハバタクを通していろんな人に出会い、いろんな機会を紹介していただき
どんどん海外にも、そしていままで気付かなかった自分にも目が向いてきています。

 こんごのわたし



わたし、前田智帆は、この夏・・アフリカにとびます!!!                                              
なんでアフリカかというと、わけわからないからですw
自分がみたことないところ、行ったことのないところ、想像できないところ
そんなところで自分を鍛えたいとおもったからです。
そしてそれを日本のこどもたちに伝えたいとおもっています。
だから私はいま一生懸命フランス語を勉強しています(^O^)


そしてそして、3年生が終わったら休学をしてアジアにとびます!!!
アジアにはいろんな力がみなぎっていて本当に発展途上です。
そして、アジアの生活・経済・教育などすいとれるものはすべてすいとります。
アジアで働く日本人の方にもたくさんお話を聞きたいと思っています。


私の夢はまだまだはじまったばかりです。
このように自由な選択肢をとれることや、応援してくれる周りの人に感謝しつつ
おもいっきり人生をたのしむことが目標です。
そしていつか私も「和僑」になりたいです。

読者の皆さま、ハバタクの皆さま これからもよろしくお願いします^^

前田智帆

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2012年5月16日水曜日

ベトナム ローカルごはん事情

  ベトナムでは何を食べているの?
 ここホーチミンでは、ベトナム料理だけでなく、日本食、イタリアン、中華・・・大体のものは食べることができます。ベトナムの食事といえばフォーのイメージがありますが、実は、日本と同様に、ベトナムもご飯が主食です。加えて、意外なことに、朝食はパンとコーヒーの組み合わせがとてもポピュラーです。これら食文化には、ベトナムを統治していた中国やフランスの影響が強く残っているのでしょう。
今回は、たくさんのベトナムの食事の中から、私たちが最も頻繁に食べている安くて美味しいローカルフードをご紹介します。

ho(フォー)

 まず、ベトナム料理の代表的な麺であるフォー。至る所に、「PHO」の看板を掲げた露店や屋台があります。中には、道端にプラスチックの椅子と机を置いただけの即席食堂もみられます。お店の人にオーダーをすると、鶏や牛でだしをとった、あっさりしたスープに麺を入れ、これに牛肉等が具材としてのったフォーが出てきます。これに、テーブル上にあるライムを絞り、香草やトウガラシ、チリソースを入れて自分の好みの味にして頂きます。大体のお店にはフォーの他にも、ブン(米粉でできた太めの麺)、ミー(中華麺)も用意されており、麺によってスープも異なるため、様々な麺料理を食してみてはいかがでしょうか。価格はVND15,00030,000(¥60120)。 

フォーを販売する屋台
美味しいフォー

②Bánh mì(バインミー) 

 バインミーとは、ベトナム風サンドイッチのことです。街中に、たくさんの屋台があり、手軽に食べることができます。ベトナムでは、朝食として通勤・通学途中に購入する人の姿を多く見かけます。フランス風のバゲットに、ハムやミートボール、卵等をメインとしてはさみます。これに、生野菜となますを加え、香草やチリソース、シーゾニングソースで味つけをします。ベトナム語が話せない場合は、身振り手振りで入れてほしい具材を伝えましょう。価格はVND7,00030,000(¥28120)と具材によって異なります。

通勤途中に購入

③Com Binh Danの定食
 
 ベトナムでよくみられるCom Binh Danという大衆食堂があります。昼食、夕食時にあいているお店が多いようです。店頭にならぶ数種類の料理の中からおかずを選んで注文すると白ごはんと日替わりの野菜スープを付けて出してくれます。パックにつめてもらえば、持ち帰ることも可能です。おかずの内容は豚肉の角煮、魚の煮つけ、鳥の炭火焼き、焼きナス、野菜の炒めもの等、庶民の味ですが、日本人の舌にもよく合います。価格はVND18,00040,000(¥72160)と、こちらは頼んだおかずの品数によって異なります。

私のお気に入りは豚の角煮と味付き卵

    飲み物
(a) ベトナムコーヒー
 定番コーヒー。濃厚なため、氷を解かして薄めたり、練乳を加えたりして飲みます。日本人にとっては抵抗がある程、甘いです。

(b) Sinh T(シントー)
 ミックスフルーツジュース。果物、氷、練乳、砂糖を加えてミキサーで混ぜます。種類は、マンゴー、ドラゴンフルーツ、アボカド、パッションフルーツ等。日本ではめったに食べられない果物を使ったものもあり、それらに挑戦してみるのも一つの楽しみ方です。

(c) Chè(チェー)
 タロイモやココナッツ、もち米を使った液に、豆や果物、イモなどを加えた甘い飲み物です。移動販売が多くみられ、それぞれ使われる食材の組み合わせが異なるため、飽きません。

いかがでしたしょうか。ベトナムの食事は手頃で、美味しく、魅力的です。
こちらにお越しの際は、ぜひローカルの食事にも挑戦してみて下さい!

 
溝下万里恵
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2012年5月12日土曜日

ベトナムからこんにちは!Part 2

こんにちは!引き続きベトナムからお届けします。ハバタクインターンの溝下万里恵です。私は今年4月から、ここベトナムにインターンとしてやってきました。6月までの3か月間、滞在を予定しています。私も、2人のインターン生に続いて自己紹介をしたいと思います。
    ホーチミン市にあるビンタイ市場

・インターンに参加したきっかけ

 思い返せば、私が今ここにいる原点は、単純に海外が好きだった点にあると考えています。大学と大学院に在学した6年間、空き時間を見つけては、観光、ボランティア、語学に研究と理由を作って日本を出ていました。私にとって海外の大きな魅力は、世界各地の文化や生活だけでなく、何よりも「人」にあります。訪れた世界各地で、自分の拙い英語を使って、多くの人と話をしてきました。自分のこと、国のこと、そしてまだ見ぬ未来のこと。海外では、一般的に日本人にはない自分の意見をはっきりと主張する姿がよく見られます。「自分はこう考える、あなたの意見は?」と聞かれる場面が多く、主張することに慣れていない私が戸惑うと「自分の考えだよ、大事にしよう」と何度も教えられました。そのような「人」の姿勢に感化されてきました。一方で、そのようなコミュニティで過ごしていると、自分の中に身についた日本人独特の冷静さや気遣いは大事にしたいと気づかされました。これらの経験をきっかけに、自分の中で国というボーダーはそれほど高いものではなく、むしろその多様性が魅力となっていました。同時に、いつかそのようなボーダーのない人に囲まれた環境で、日本人としての良さを活かして仕事をしたいと考えるようになりました。就職活動で最終的な決め手となったのも、この点にあります。

 海外の中で、今回ベトナムという国を選ぶきっかけとなったのは、まさにアジア圏独特の人の熱に魅かれていたからでしょう。大学院時代、研究で関わったアジア圏の人々には熱意と真剣さがあり、とても熱いものを感じました。彼らの自国をより良いものにしようという意識は、当時、同分野で先陣をきっていた日本を追い抜く勢いがありました。アジア圏の熱を感じると同時に、日本に対する危機感を少なからず感じたのも、この時でした。

 そのような中、縁あってNPOのボランティア活動でご一緒した小原さん、長井さんから、今回のハバタクベトナムの話を伺いました。国境を越えた仕事!!高い経済成長を誇るベトナムでビジネス!!その魅力と、興味関心を持ったことには、実際に自分でやってみないと気が済まない性格がここで影響し、今まで訪れたことのないベトナムでしたが、行きたい旨を伝えました。そして、今、インターンとしてチャンスを頂いた私はここにいます。

・ベトナムに来て

時の流れは早く、既にベトナムでの生活も1か月半が経過しようとしています。こちらに来てからは、想像していた以上のアジア圏のダイナミズムと、その中で活躍している日本人の姿に圧倒されています。ベトナムで生活し、仕事をしていると、日々の経験や出会いが自分の裾野を広げてくれています。

初めのころ(4月上旬)のハバタクオフィス

最近、新しいデスクと椅子を購入しました!

私の1日は、シェアハウスから下のオフィスに降りることから始まります。ハバタクメンバーとともに、ローカルのフォーとベトナムコーヒーを朝食としていただくのが日課です。たまに、日本食が食べたいとわがままも言っています。業務面はというと、基礎的なビジネススキルや英語等、未熟さゆえに至らないことの連続で、日々葛藤中です・・・。

・最後に・・・

 私は学生インターンとして来ていますが、実は既に大学院を卒業しています。今回、内定先の会社から、入社まで3か月間の期間を頂くことができたため、ベトナムに出てきました。そのため限られた期間ではありますが、このインターンを通じ得た経験は今後のキャリアや自分の思考にしっかり組み込ませ、活かしていきたいです。ひよっこインターンは、ハバタクの皆さんや、現在関わっている方たちと同様に、国境というボーダーを超えて活躍できる人材になれる日を夢見ています。ハバタクでは和僑育成事業を実施中ですが、まさに当事者として活動中です!

 今後、熱気と喧騒の渦巻くここホーチミン市から、生活の様子等もお伝えしていきますので、どうぞお付き合いください。それでは、宜しくお願いいたします。

ホーチミン市は今日も暑いです!
溝下万里恵

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2012年5月11日金曜日

ベトナムでバイクを手に入れる方法



こんにちは!現在、ベトナムでインターン中の瀬崎です。はやいもので僕がベトナムに来てから約1ヶ月が経過してしまいました。前回の記事でお話しした通り、ベトナム生活の中で得た現地の情報をどんどん発信していきたいと思います。今回、紹介するのは“ベトナムでバイクを手に入れる方法“です。ベトナムと言えば、道路を埋め尽くすバイクをイメージする方も多いのではないでしょうか。ベトナムにおいて、バイクは今や人々が移動する手段としては必要不可欠となっています。その中で外国人がベトナムに来てバイクを手に入れるにはどのようにすればいいのでしょうか。今回はベトナムでバイクを手に入れる方法をリサーチし、まとめてみました。






















■ベトナムでバイクを手に入れる3つの方法
ベトナムでバイクを手に入れるには主に以下の3つの方法があります。
方法1:新品バイクを購入
方法2:中古バイクを購入
方法3:バイクをレンタルする

各入手方法に関して、説明していきたいと思います。

方法1:新品バイクを購入
SYM店内に並ぶバイク














ベトナムにはYAMAHAHONDASYM(台湾製)Piaggio(イタリア製)等のバイクメーカーが存在しています。安いバイクであれば7万~10万円前後で購入することが可能です。Piaggioでは高額なバイクが多く、27万のバイクや57万のバイクもありました。
また、外国人が新品のバイクを購入するためには以下の書類が必要となってくるようです。
・パスポート
・現地の会社から発行される労働証明書
・滞在許可証
・運転免許証

方法2:中古バイクを購入
ホーチミンではビンタン地区のPhan dang Luuという通りに多くのバイクショップが存在していました。費用としては、2万~6万円程度のバイクが多くありました。中古のバイクショップでは、身分証明書(パスポート等)さえあればバイクの購入は可能です。新品バイクの購入時のようにいくつかの書類を用意したりと煩雑な手続きは特に必要ないようです。
中古バイク 19.200円
中古バイク 58,00円














方法3:バイクをレンタルする
バイクのレンタルに関しても中古バイクを購入する時と同様、身分証明書さえあれば特に他の書類は用意する必要はありません。費用としては、バイクの性能にもよりますが、イメージとしてはバイクAのようなバイクだと1日320円かかり、バイクBだと1日720円程度のコストがかかります。単純計算1ヶ月で6400円~9600円程度かかることになるので、1~2ヶ月以上使用するのであれば中古バイクを購入した方がいいと言えるでしょう。数日しかベトナムに滞在しない観光者にとってはレンタルバイクを活用する方がいいでしょう。
バイクA
バイクB














■バイクを手に入れる方法 サマリー
方法1~3をまとめると以下のようになります。
費用
必要書類
誰向けか
新品バイクを購入
7万~57万円
・パスポート
・労働証明書
・滞在許可証
・運転免許証
永住者・長期滞在者向け
中古バイクを購入
2万~6万円
・身分証明書
中期・長期滞在者向け
バイクレンタル
320/
720/
・身分証明書
観光者向け
僕のようにベトナムに6か月程度インターンで滞在するような場合は、手続きが簡単で金銭コストも低い中古バイクを購入するのがよさそうです。また、中古や新品のバイクは日本に帰る際に売却することが可能なので、更に金銭コストを削減できます。
ティップスとしては、バイク購入時にはベトナム語の話せる人と同伴したほうが価格交渉が出来るのでお勧めです。

バイクはあれば非常に便利なものですが、ベトナムの交通事情は、非常に悪いのでみなさんベトナムでバイクに乗る際は十分に気を付けて乗りましょう!

瀬崎 正太郎

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2012年5月4日金曜日

ベトナムからこんにちは!


















Xin chào.!!はじめまして!ハバタクインターンの瀬崎正太郎と申します。私は本来であれば大学4年生である身なのですが、1年間大学を休学してベトナムでのインターンに参加しています。今後はこのブログを通してベトナムでのインターンの活動や、現地で感じた生の情報を発信していきますので、よろしくお願いします。 
今回は初めての投稿となりますので、自己紹介ということも含めまして、ハバタクでインターンをはじめるようになった経緯、ベトナムでインターンをしようと思ったきっかけに関して話していきたいと思います。

■ ハバタクと出会うまで

―AIESECでの活動 

大学1年の頃から、AIESECという学生NPO団体で海外インターンシップの運営に携わっていました。AIESECでは主に日本国内の企業に対しての海外インターンシップの導入を行っていく活動に従事していました。海外インターンという商品を提供していく中で、自分自身も海外インターンに魅力を体感し、経験を積んだ上で海外インターンという商品を提供していきたいと思い、マレーシアでのインターンシップに参加することを決意しました。

世界110ヶ国に展開するAIESECでの活動の一枚




















―マレーシアでのインターンシップ

1人で海外に行った経験もなければ、アジアに行くのも初めてでした。滞在期間は6週間と一見短いようですが、当時の自分は海外に1週間以上滞在するということも初めての経験でした。マレーシアへ行く直前は、異国の地へ一人でいく“不安”と“わくわく感”が織り交ざった心境でした。しかし、マレーシアに到着すると現地のAIESECのメンバーが温かく自分を迎え入れてくれ、次第に不安も薄れていきました。私が参加したインターンシップは教育系のプロジェクトで主に現地の大学生に対して日本の文化や日本語を教えるという内容でした。日本以外にもロシア、中国、ブラジル、ドイツ、ベトナムのメンバーもおり、彼らも同様に自国の文化や言語を大学生に対して教えていました。これが僕にとっての初めて世界に飛び出して、グローバルな環境で活動した経験となりました。英語も得意ではなかったため、コミュニケーションをとるのにも大変苦労しましたし、うまくいかないこともたくさんありました。しかし、このマレーシアでの経験から学ぶことは多くあり、これが僕の原体験となりました。

マレーシアにて、インターン生と現地AIESECメンバー達との1枚












  



■ハバタクとの出会い

―日本帰国後

帰国後、日本国内の教育機関に対して海外学生の受け入れを促進し、国際交流を強めていこうと思いAIESECで教育プロジェクトを発足させました。これは自分自身がグローバルな環境に身をおいて改めて実感したこと、未来を担う若者(幼小中高生)にはやい段階から異文化と触れ合い、世界に飛び出していってほしいという思いが基になっていました。そういった活動をしている中で、AIESECのOBの方からハバタクという会社を紹介してもらいました。そして、ハバタクという会社を知るうちに自分のもつ理念とハバタクの“和僑”という考えが非常に似ていることに気づきました。同じ志をもつ人たちと一緒に活動してみたい!そんな思いからハバタクでのインターンを始めることになりました。ハバタクでインターンを始めたのは約1年前のことでした。

―ベトナムへ

ハバタクでのインターンを始めてから半年が経過した頃に、ハバタクでベトナム事業所を設立するという話を聞き、大学を休学してベトナムでのインターンに参加することを決意しました。当時私は大学3年生で周囲は就活ムードでした。しかしながら、AIESECやハバタクという環境の中で過ごしていたせいか休学に対する抵抗感はなく、周囲には少なからず留学やインターンで休学する友人や休学してインターンに参加している先輩もいたため、渡越への決断に時間はかかりませんでした。ベトナムでのインターンに参加しようと思った大きな理由は、“海外で働く”という経験を積み、文化や言葉の壁が存在する環境の中で切磋琢磨し、海外でも働ける基礎力を身につけたかったからです。また、なにより会社の設立から関われるという経験はそうできるものではないと思ったのも理由の1つです。

■ 今後に向けて

ベトナムでの生活では現地の起業家の方とお会いしたり、ベトナム人スタッフとの協働をしたりと、毎日が非常に刺激的です。3週間滞在しただけでもその中に多くの学びがありました。今後はこのインターンブログを通じて、ベトナムでの生活の中で日々感じたことを発信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!















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