2012年9月5日水曜日

カンボジアに行ってきました②


今回はカンボジアでお世話になった方たちをご紹介したいと思います。
















Rikuyo(Cambodia) Co.,Ltd 代表 山本 貴宏さん (前列左)
 JB Legal Consultancy 代表 藪本 雄登さん (前列右)
※薮本さんには以前和僑インタビューを行っています。薮本さんの記事はこちらから。

カンボジアで活躍されている起業家、山本さんと藪本さん。
山本さんと藪本さんの関係は元々大学時代の先輩、後輩の関係にあたるそうです。
山本さんが代表を務めるRikuyoではプノンペンに進出する日系企業向けの人材サービス事業を行っています。本年度はRikuyoを一部分分社化し、藪本さんが代表を務めるJB Legal Consultancyでは日系企業向けに法務コンサルティング事業を行っています。お二人に会って本当に驚いたのはお二人とも本当に若いことです。藪本さんは僕と1年ほどしか歳は変わらないと知って本当に驚きました。

2人が起業をしたのは2011年のこと。
起業前、もともと山本さんは大学を卒業して父親の経営する会社で働いていました。藪本さんは2011年3月に大学を卒業して、9月から英国の大学院に進学予定でした。そんな異なる道をそれぞれ歩んでいた2人がある時、経済成長真っ只中のカンボジアを訪れ、日系企業の進出数が右肩上がりのカンボジアにビジネスチャンスがあると感じたそうです。 カンボジアは経済規模で見ればベトナムの約10分の1ほど。ベトナムは多くの日系企業が進出しており、既に人材サービス事業を行っている企業も既に多くあったのに対して、カンボジアはまだまだこれからという感じで、日系企業進出支援をする企業もなかったそうです。そこで、2人がはじめたこのRikuyoの事業はカンボジアに進出する日系企業のニーズを捉え、今は軌道に乗っているそうです。

JB Legal Consultancyは、同年の12月に藪本さんがカンボジアの法律遵守の意識の低さを問題意識に設立された法務コンサルティング会社です。汚職が非常に多いと言われるカンボジアでは、それが外国企業のカンボジア進出の障害となっているそうです。もともと中央大学法学部国際企業関係法学科を首席で卒業している藪本さん。東南アジア方、国際労働法を専門として、カンボジアの法整備に貢献すると同時に進出日系企業が法務で負けない体制を整えるのに日々奮闘されています。

若くしてカンボジアでのビジネスに成功しているお二人ですが、勿論いろいろと苦労されている面もあるようです。お二人とも若いが故に社会人経験が少ないため、それをお客様に指摘されることもあるそうで、そんな苦労話もお話してくれました。

僕ももう残り1年で大学を卒業して社会にでていく身ですが、ファーストキャリアとして企業で数年間働いて社会人経験を先に積む方が良いのか、お二人のように果敢にチャレンジをすべきなのか、非常に悩みどころです。正直なところそのあたりの結論はまだ自分の中でていません。

なんにせよ、お二人とも非常に魅力的な方で、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
これからもカンボジアの地でがんばって下さい!応援しています!

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2012年9月3日月曜日

カンボジアに行ってきました①


















ホーチミン市内にあるバスステーション。
ここが旅のスタートポイントです。
ホーチミンからカンボジアの首都プノンペンまで約6時間で行くことができます。
運賃は約10$ほど。


















カンボジアの国境付近にて撮影。
カンボジアのVISA取得は、バス会社のスタッフが代行してくれたためスムーズにいきました。

国境を越えると、今までのベトナム側にいたときの風景から一変。
広大な農耕地が広がっていました。
主には水田が広がっていました。
それもそのはずでカンボジアのGDPの約33%は農業が占めると言われているので、
カンボジアの風景を眺めているとそれも納得できます。

プノンペンに入ると一気に都会になったような感じで、中心地にはそれなりに
高いビルもちらほらありました。
こちらの写真は首都プノンペンンにある王宮付近です。
こちらは観光地ということもあり、現地の人も多くいたのかもしれませんが、
多くの人で賑わっていました。



















カンボジアを訪れて1つ印象に残った事。
カンボジアといえば開発途上国とも言われているように非常に貧しい国というイメージがありました。実際に貧しい人たちもたくさんいる印象受けましたが、単に貧しいから物乞いをしているのではなく、彼らなりに何かを売ろうとして生計をたてようとしている姿を見受けました。例えば、体が不自由で足がないおじさんでも体重計をもって、体重をはかりたい人からお金をもらっていたり。そのあたりの国の状況は、バングラデシュの首都ダッカを訪れたときの印象より幾分かましな印象を受けました。ダッカは子供たちが群がってきてお金や食べるものを下さいという状況だったので。


















一方で貧困が確実に存在するのも事実で、プノンペンにあるカジノやクラブに行けばお金持ちのカンボジアの人たちが豪遊しています。しかし、プノンペンの外を車で数km走れば電気もなにもないところで暮らしている人達がいる。今回はバス移動が多かったため、そういう状況をよく見かけました。そんな大きな貧富の差を感じたカンボジアでした。












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